2021.9.24
今年の里山アート展―2
佐藤賢太郎

 私は普通ではないと思います。足は弱っているものの、73歳にして私は筋肉質であり、夢がある。動きは今まで通り、しかしご飯は1膳にしました。
 大概の皆さんは私に危険なことはやめろと言う。夢の実現のため、私は危険を承知です。
 普通ではないとは理想を実現させることです。縄文ミュージアムを作り、太陽光パネルで美術館の照明は賄い、はげ落ちた壁の絵を塗り、工房も太陽光パネルで電気を使う。石夢工房や縄文ミュージアムに杉材のチップを敷く。全焼した工房跡を展示場にする。

 第18回「里山アート展」の図録は異例の冊子になる。それは、アマチュアが参入するからです。半沢さんの型紙が大きな役割を果たしました。型紙があればアートを楽しく遊べる。私の弟の孫たちが初参加。楽しそうだから、型紙を使い描くという。そこから孫たちは解体したブロックを積み上げ描いた。準備は私がしたのですが、孫たちは宇宙だと言っていった。
 またある親子の二人も参加したが、母親はスプレーがなくなり、直に型紙にペンキを塗った。そればかりか、楽しそうに背景も自由に描いた。娘は建物に夕日の家を描いていた。これも楽しそうである。このように自由に描くことによってアートを楽しめる。今回はいつになく、アート経験のない多くの人が参加しています。できるだけアートを楽しんでいただくことにしています。