2019.07.04
漆かぶれの原因
佐藤賢太郎 

私は今、身体が痒くてしょうがない。夜の11時や朝方1時に目が覚める時もある。いつ漆に触ったか解らない。私はきっと山羊のえさである草を集める時、漆にかぶれたのだろうと思っていた。 

そんな折、私は珍しくマムシを道具置場の中で発見。危ないが、こいつはきっといいことがあると思っていた。いいこととは、漆かぶれになった原因が解ったことでした。それは前にも言いましたが「国際通り」の絵を描くことが原因であったことに気が付きました。

それはこうである。「国際通り」の絵にハンガリーのエンチ―の顔を描く時に、漆のエキスみたいなコンデンスの塊を私は両手にべったり、つけてしまった。漆の汁を両手に付けたらどうなるだろう。もともと私は漆に非常に弱い体質です。漆は治るまで時間がかかる。私は体中が痒くてしょうがない。とんだ「国際通り」の絵を描くことになりました。 

それでも私は古い100号のキャンバスに向かい今、長崎の出島の絵を参考に描いています。少しずつ前進しています。どんな絵が出来上がるだろうか。

この絵は里山アート展の出品作とします。何しろ、それだけ犠牲を払って描いた絵です。