2022.5.10
「縄文の体験広場」
佐藤賢太郎

  ここは考古学者の小林達雄先生がストーンサークルをつくるには最適と推薦した場所である。決めていただいて、あれから何十年たつであろう?

私は地元新渡から出土した土偶をアレンジして石彫に置き換えた。黒御影のため風雨に強く、雪にも十分耐えられる石像である。  

私が考えた小さめのストーンサークルと4トンのフォークリフトで坂道を上るのに難儀したストーンサークルがある。その跡も見られる。杉の丸太を伐採した後には木を植えた。広場の真ん中にはすでに桜の木を植える予定で購入。将来花開を眺める桜も植えよう。ここに3棟の縄文の竪穴式住居を造る。2022年5月22日である。坂道には子供たちの描く縄文人の絵がある。しかもこの広場はワラビが生える場所である。この場所は音楽を演奏するにはうってつけの絶景である。今でも外国人に人気があるが、その上に縄文が世界遺産に認められたことで人が集まるであろう。ふもとには佐藤賢太郎美術館がある、これもきっと人気スポットになるだろう。