2011.07.21
感動ある体験1
梅沢 彩花

悠悠亭

私はある方と縁があってコスモ夢舞台に紹介されました。

私にとって見るもの全てが初めての経験でありました。その感動をメモにしました。

7月20日私は初めて先生に悠々亭へ案内された。

くぐり戸を抜けると静かな杉林だった。

しっとりとした空気の中でセミの声がじんわり響く。

足元に気をつけながら小径を下りると、木でつくられた素朴な建物が見えた。

これが悠々亭だ。

馬取川のほとりにじっと佇んでいる。

柱は杉の根が生きたまま使っていて、とても驚いた。

それはとても頑丈そうにみえた。

15年前、コスモ夢舞台はこの一軒の建物から始まった。

埼玉から会員の皆さんが通って最初に建てられたのがこの悠々亭だった。

賢太郎先生は小さな箒で掃除をしながら嬉しそうに話した。

夢が始まったこの場所は私にとっても穏やかで心地よい場所だった。


川遊び

フェーン現象で新潟が38℃を記録した日もこの場所は涼やかだった。

ひざくらいまでしか浸からない、冷たくてゆるやかな渓流。

その中をひとあしずつ進んでいく。

「サンダルを脱いだ方が足裏の健康にいい。」

賢太郎先生が言ったので、ためしに脱いでみた。

痛かった。

足の裏で石の感触を確かめ、自分の足で道なき道、水の中を一歩ずつ進んでいく。

それは大変なことだけど、とても楽しいことだった。

「どの場所をどのように通るかは自分次第。」

そう言う賢太郎先生が一番楽しそうだった。