2019.4.26
町の活性化に思う
佐藤賢太郎

 「国際アートフェスタ」を行います。ポスターが出来上がりました。その中に、スクラップもあります。スクラップを人はゴミとも言います。このスクラップをアートにしていく行為を、私は町の活性化と同じだと思います。コスモ夢舞台は、その挑戦で今日のコスモ夢舞台になっています。無から有を生むことなのです。何も無いと言葉を出さずに創造していくのです。

 それが楽しくて町にも役に立つ活動ならば、阿賀町に移住したいと言う若者がいます。彼女の持つセンスは私にないものがあります。それを引き出し、彼女の感動する生き方になるように願っています。

 町の活性化はバスを何台連ねて人が来たかではなく、本質的な、そして永続的に感動するところにあると思います。理解される方はまだまだ少数だと思いますが、こうして里山アート展も開催してきました。

 狐の嫁入り屋敷で祠の制作依頼がありましたが、まさしく動かないことを動かすものであります。人間の信頼関係があってこそ、私は受けました。予算は無いがよい作品を作って、あなたの応援者に寄付も頼んでみてください、とも言われました。そして、次々と要求が後から出てきます。それを私は受け入れました。初めから予算、その他の条件を言われたら私は受け入れなかったでしょう。

 私は使われていない家を修繕して、モノはリサイクルして魅力をつくりだしています。その活動は町の活性化までに至っていませんが、その活動が好きだと言う方にこそ、地域おこし協力隊になっていただきたいと思います。

 今、廃校の体育館の床をはがそうとしています。それを使って、空き家にレクリエーションルームをつくるつもりです。学生や若者たちが楽しむ場所をつくるのです。
 こうしたことは、私の私腹をふやす(?)ためにできることでしょうか。





 
百聞は一見に如かず