2018.12.25
ワーホリを終えて
北垣 貴也


僕のコスモ夢舞台での約一ヶ月のワーキングホリデーは今日で終了となります。街で普通に暮らしていては経験できないようなことをたくさん経験させていただきました。

雪国での暮らしを体験したみたいというのがここに来た理由の一つでもあったのですが、今年は暖冬だったようであと一週間で新年を迎えるというのに外にはほとんど積雪がありません。雪が降る日もありましたがこんなにも積もらないのは珍しいらしく、僕としても雪国の暮らしというよりはただ寒かっただけというような印象です。
しかし、雪が積もらなかったおかげで外での作業がたくさん出来て、毎日体を動かし充実した日々を送ることが出来ました。

豊実には空き家になっている家がまだ何軒かあり、佐藤さんも使っていない土地をいくつか持っているようなので、それらの有効利用やアイデア次第ではこの町はもっと魅力溢れる町になっていくんではないかと思います。
僕も今回、線路沿いに放置されていた土地があるのを佐藤さんに聞いて知り、そこでSLや電車を見ながらコーヒーでも飲めたら素敵ですねと佐藤さんに言ったらすぐに行動してくださり、荒れた土地の木を切り草を刈り自作のテーブルと椅子を置き、あっという間に完成しました。
佐藤さんは目の前のこと、思いついたことをすぐにやられずにはいられない性分のようで、七十歳という歳をとられても尚の決断力と行動力は若い僕が見習うべき姿だと思いました。
アイデアを出すことはタダなので、次にワーホリに来られた方にも面白いアイデアをどんどん出して形にしていってもらいたいです。きっと佐藤さんが協力してくださると思います。

僕が来たことで阿賀町を、豊実を、コスモ夢舞台を、盛り上げるため知名度をあげるために何か少しでも貢献できていたらいいなと思いますが、僕はワーホリとしては第一号なので、今後来られる方たちにバトンを繋いで、いつか僕が豊実に遊びに来たときに今以上に素晴らしい町になっていることを願います。

                           

 






 
百聞は一見に如かず