2009.06.03
和彩館5周年の年
佐藤賢太郎

今年、和彩館はオープン5周年になります。その記念として「歌声喫茶」を5月に開催いたしました。

和彩館は、営業採算の計画を立ててオープンしたものではなく、仲間の食事処の必要性から立ちあがったのです。食事のお客様は飛び入りの方や予約にて新潟市内からみえられ方が多いのですが、一人も来られない日もありますが、ちょうど良い加減です。今では農家民宿の資格も取得しました。一般宿泊客は少人数ですが、いろいろな対応や受け入れをしているのが和彩館の今日であります。

普通なら休眠中の和彩館も、今年は2月3月と外国人の写真家宿泊があり活気がありました。そして5月の連休中には、仲間たちが次々と宿泊、その次は毎年受け入れをしている体験学習の生徒たちで、これは9月頃まで入っています。今年はテレビ等の取材は一件もありませんが、阿賀町地域からのお客様や地元のわげしょの会(青年団)、消防団の会食などご利用などもあり、今までとは違った変化も出てきました。

さらに新潟県は、本年40年余ぶりの国体開催県になっています。その大会ボートレース会場が阿賀町津川に決まり、そのため多くの宿泊所が必要となり、県から宿泊の要請もあって、和彩館も9月に宿泊受け入れの応募をしました。国体選手歓迎の横断幕をつけることとなっているそうですが(宿泊人数こそ少ないのですが)、豊実始まって以来の出来事であります。

選手との交流もでてくると思いますが、こうして毎年変化し、次々といろいろな方が訪れるようになり、新しい事が舞い込んでくる和彩館であります。ともかく、いろいろなことを何でもこなすところが和彩館であります。そうしなければ存続できません。もちろん和彩館単独というものではなく、コスモ夢舞台に連動しているわけであります。不況の時代といわれていますが、これを動かそうとすると忙しくて人生に退屈はありません。

   ああでもないこうでもないと、思案していても何も始まりません。夢をもって汗を流し動いていけば、小さいながらも前進して行くことだけは確かであります。