2019.2.11
解体
佐藤賢太郎

 今日は突然なことですが、三浦さんの小屋を解体することになりました。冬に解体することはまずありません。雪の中で薪を切っていたところ、私の小屋を解体して、薪にするといいと言われました。

 しかしここは雪国です。前日カセンと雪かきをして準備しておき、朝8時小屋に集合。解体に一日半かかると思っていました。

トタンをはがすとき、力任せにするのを止めました。私が注意したように思われたかもしれませんが、カセンは私のそばにいて雪片付けの手伝いをしてくれました。

ところで乗ってきた私の車がパンクしていることに気が付きました。タイヤを取り替えようとしましたが次々問題が起こり、私はそのことに掛かりきりで、解体作業は全然していないのです。
 私は里菜ちゃんとペアを組み、タイヤの取り替えをしながら、里菜ちゃんに「人生はこんなものだよ」と話した。そして彼女は「一番高度なWHのホストのお宅に来たみたい」とも言っていた。
 スペアタイヤが車体から外れず、ジャッキもなくて苦心した。そこでようやく、借りたジャッキで揚げたまま外したタイヤを津川の杉崎タイヤにカセンと運んだ。
 直したタイヤをつけようとしたが、高さがないので、今度はジャッキの入れ替えをすることとなった。ようやく車は動いたが、タイヤのパンクを直し、家に戻るとWHの二人は寝ていた。

 家の解体どころか、タイヤの交換で終わってしまったが、        
何でもJAFに頼らないで自分でやってみることだ。
その気力が無いなら、とても地域おこしなどできないと思う。

 

 
 百聞は一見に如かず