2019.2.14
スキー
佐藤賢太郎

 「ふるさとワーホリ」のふたりが来ているので、彼女たちに弟から貰ったスキー板で休暇にスキーをさせようと思った。スキー板は2つあったが、そのスキー板は子供用で靴が小さい。そこで会津若松のスポーツ店に行き、大きい靴に変えようと思った。しかし、靴の値段があまりに高いのであきらめた。
 それ以前にこのスポーツ店で、とても使えそうもない一昔前のスキー板と古い金具を交換しようと思ったが、とても値段が高くなるので、あきらめて持ち帰った経緯があった。

 ところで「ワーホリ」の20歳の女性に靴を履かせたが、やはり足が入らない。何とかして履かせようと苦心して、靴のクッションをすべてとった。すると、彼女たちはブカブカだと言う。彼女たちは何でもそろっていないと何もできない、という感じがする。私は彼女たちに、使えないものも工夫して何とかすることを学んでほしいと思っている。
 一方カセンは、一昔前のスキー板の金具を移動してスキーができる状態である。その板でも外れると言うが、あまり不満を言わない。

 彼女たちはスキーをする以前に、身体能力がないと思った。最低限、身体を鍛えないと、これではとても田舎暮らしはできないと思った。そこでこの体験メニューはやめることにした。
 日本人は、一般的に外国人と比べると「たくましさ」に欠けているように思える。

 
 百聞は一見に如かず