2006.11.22
夢舞台の住人とは

わが人生においてギリシャの石彫シンポジウムへの参加は大いなる心の転換をする機会を頂いた。
そのチャンスをつないでくださったのが奥会津書房・編集長の遠藤由美子さんであった。
彼女は2年前、縄文の風シンポジウムのとき、一度、豊実においでくださった。コスモ夢舞台を見て瞬時に感動してくれた。

その言葉を借りると「コスモ夢舞台」はつつましやかな姿を纏いながら、一歩足を踏み入れると、いいようのない懐かしさとあたたかさに包まれる不思議な創造空間だ」と表現してくれた。そして「コスモ夢舞台を創った人々は遥かな縄文の精神が横たわっているような人だ」と言う。

夢舞台の住人とは単に空間的に豊実に住んでいる人でない事は言うまでもない。4次元の世界であろうか。いつの時代からか飛んで来て、自由に空間を越えて移動できる人とも言える。
こんな風に遠藤さんに表現していただいて以後、私は住人ばかりか、コスモ夢舞台に現れる登場人物を表現し、紹介してみたくなった。こうした方と出会ったことはわが人生において嬉しい出来事である。
(佐藤賢太郎)