2007.03.02
田舎の循環生活 

  我が家の風呂はまきを使っている。和彩館のストーブも、桃源の湯、そして滔滔亭の石釜もみんなマキを使う。いくらあっても邪魔にならない現状です。ところでこれを使うのは今の時代贅沢な生活がしている人だと言う方もある。確かにそうだ。マキストーブの暖をみるとみな心を和むと言う。まきを買ってストーブを焚いたら大金がかかる。それに効率よりも心のぬくもりに価値を置くからだろう。贅沢だろう。しかし我が家は経済収入が少ないので灯油をふんだんに使えないという制限がるのも現実である。今では豊実の田舎ではどこの家でもマキは使わなくなった。庭の枝を下ろしたその捨てるのに手間がかかる、廃材が出たのでいらないかと私に声がかかる。そのたびトラックに積んで運ぶ、昨年から何度もそういうことをした。清掃運搬商事のようだ。水鏡の小径でも杉の葉を拾って風呂に燃やす。これは循環です。現金には還元できないが循環スタイルができていることになる。このスタイルを体験してくれる人がほしいと思う。あなたも実体験してみませんか。(佐藤賢太郎)