2016.12.20
味噌つくり
佐藤賢太郎

味噌の原料の大切な一つは大豆です。そして水と麹と塩。私たちはどれも高品質な原料を使っています。水は塩素の入っていない清水を使い、大豆は日本産で遺伝子組み換えではない会津の大豆を使います。塩は勿論、ミネラルの塩を使っています。

 さて大事な原料の大豆ですが、全く無農薬で大豆を作ることは大変難しく、1回だけ虫が付かないように農薬を使用しています。私たちは何度も、このような大豆を手に入れるために入手先を探しました。そうしているうちに、家内は同級生が大豆を作っていることを聞き、以来その同級生から3度買うことができました。今年もその大豆を会津に買い出しに行きました。

その同級生が言うには、大豆を作る人がいなくなったそうです。農協でも取り扱わなくなったからそうなったようで、農家も仕方なく大豆を作らなくなっているそうです。すると、一般的には安い遺伝子組み換えの大豆しか手に入らなくなるということです。

そこで同級生は、来年もその翌年も大豆を買うなら作ると言ってくれました。もちろん味噌を作りますと、家内は答えたそうです。 

あんこを作る小豆も同じことです。作り手に私が買いますので作ってくださいとお願いしている次第であります。こうしたこだわりをもって味噌をつくります。皆さんも、そんな味噌を味わってみませんか?