2018.01.02
年初の学び
佐藤賢太郎 

   私は朝5時に毎日勉強しています。私にとって、この積み上げは自分の財産となっています。

年初に学んだ私の印象に残ってことを抜粋し、自分のものにしようと努力しています。太字は私の体験や感想を書きました。 

「一つの視点にとらわれず、複数の視点を自由に行き来しながら物事を相対的にとらえてゆくこと。歴史を振り返ると、さまざまな価値観をもった多様な人々が、交流し、ぶつかりあうなかで、大きなエネルギーが生まれていったのです」。

私はウーファに対面し、外国での経験から思うことでもあります。 

   吉田松陰は塾生に対して「あなたは、私に何を与えてくれますか」と問うことさえあったといいます。自立的に生きる精神を育てたくていったのです。

これからお出でになる研修生に問いかけ、自分から考えたアイデアを出していただきます。

   個性とは、見方によってプラスにもマイナスにも転じるものであります。松陰は塾生が空理空論に陥ることを退け、知識は必ず実践と結びついていなければならないと考えていました。

見方によれば確かに欠点ですが、吉田松蔭は矯正せず、本人が気づくまで指摘しないどころか、それ以上に、人それぞれが持っている特性を生かす達人のようです。これは「言うは易く、行うは難し」です。 

   長年学校教育に携わってこられた藤原和博さんは、21世紀になると情報理解力から情報編集力が必要になってきたと説明しておられます。私たちの日常生活に必要なのは、レシピの豊富な知識ではありません。とんかつソースしかないのだったら、それを使ったレシピとは違う料理を工夫してみようという姿勢です。また人間力とは、どのような状況に直面しても、取り乱したり悲観したりすることなく、的確な判断をすることができる能力です。困難をバネにして更に鍛えられていく力であります。

私もそのように人間力を高めたいと思います。そして周囲にあるもので作り上げること、それも創造力がいりますが、今まで作った建物や里山アート展の作品など、コスモ夢舞台の仲間とやって来たこと全てです。

   先ず実践してみる、何度も繰り返し実践しつづける。本当の意味が理解できるときが来るのです。成功と失敗を繰り返しながら培った人間力が、いざというとき役に立つのです。

この言葉に、反省と言うだけではダメです、実践してこそ本当に分かったことになります。

   ある大学の先生は、「今の学生は、課題を与えると一生懸命勉強するけれど、自分から課題を立てて、それを解決していくのが苦手の人が多い」と言います。

    ウーフを受けて、日本の学生と外国人の若者を比べて、そう思もう事が多々あります。私は自ら課題を組立てています。 

また、「昨日の自分」と「今日の自分」を比べ、自分をより善く変える努力を忘れたら、社会の成り行きに流されてしまうだけの人生になってしまうと警告しておられました。恐れることなく自己変革に飛び込むことの大切さを、強く訴えられているのです。

この言葉にも素直に学び、今度来られる若者も、これに挑戦して、自分に言い聞かせながら、毎日暮らして行くと思います。 

結果が全てでありません。実践それ自体に意味がある事を忘れてはならないのです。

この言葉には、そうだと心から思います。私には、願いが実現しなかったことも沢山あります。しかし、それに向かって希望や努力することで自分を成長させてきました。コスモ夢舞台のスタッフとして、私の右腕になる若者に希望をもっています。しかし万一、希望がかなわないにしても、失望しないように心掛けています。

私はその希望をもつことで、今までより善く前進できたことは有難いことでした。今年はどんな素晴らしい年になるのでしようか。

私は、元旦から毎日体力面を含め希望をもってトレーニングしています。このより善い夢を果たすためには気力、体力、向上心が必要です。