2018.04.13
ついに配管完成
佐藤賢太郎 

何でそんなにまで山の給水管にこだわっているのですか? と思うかもしれませんが、私の執念です。13日間に渡る山の給水工事です。

昨日午後、雨の降る中一人で工事をしました。なぜなら雨の中、Nさんを同行させるのは忍びないからです。桃源の湯の縁の下にもぐり、最後のつめの配管をした。夕方6時頃その工事がようやく終わった。これも難工事であった。外は暗くなっていたが私は満足であった。

無心になり打ち込むことがある、生きている実感があるからです。いまの私にはこの体力、気力があるからできます。そして夕ご飯を作ってくれている家族がいるからできます。 

そこには、「努力しないところに感動も仕合わせもない。何もしないでみんな平等なんて言葉は甘い」という思いがある。私はオリンピックで金メダルを取れないが、今、金メダルを取った気分です。明朝、最後の連結配管をします。その結果どの様に水が出るか楽しみであります。 

さて翌日、最後の繋ぎをしてみたら、水圧でパイプが抜けてしまった。パイプを塩ビに交換したが、ここでも漏れる事態となった。 

何度も試行錯誤しながら直した。ようやく直ったら、別の接続パイプから水が噴き出した。ここで水を被ってしまった。

一時、パイプを元のようにしなければならないかもしれないと腹を据えたが。最後に連結パイプを直線にしてみようと思った。そしてついに水は流れた。 

一抹の不安、翌日水漏れはないか心配であった。そして今朝その点検見をすることにした。早朝確認したところ、水漏れがなく順調であった。嬉しかった。パイプが動かないようにコンクリートで固めることを思いついた。都合、完成まで15日間になった。異常とも思える執念であった。

 このようにして私は、コスモ夢舞台の見えないところを堅持しています。これは苦しみでなく楽しいものです。そして信念もついてきます