平成17年12月25日

ふくろう会々員各位

幹事長   森 英夫

      この一年を振り返って

会員の皆さんいかがお過ごしですか。この冬、豊実は例年にない降雪で、しかも大雪に加え先日の大停電で豊実でも10分程度の停電があったようです。寒いとはいえ関東の青空を見ると、今頃佐藤さんの所は大変だろうなと思いが馳せます。マキ子さん共々大変でしょうがぜひ頑張ってもらいたいものです。 

ところで今年一年を振り返ると、昨年と同じように、里山アート展、縄文シンポジウム、里山アートシンポジウム、音楽彩とありましたが、なんと言っても特筆すべきは、蔵・銀河(縄文の館)のオープニングでした。

佐藤さんが精力的に、新潟日報やNHK新潟など新聞やテレビの取材に応じてコスモ夢舞台を宣伝してきましたが、マスコミ受けするのは里山アート展のような具体的なわかりやすいテーマでしょうが、私たちがコスモ夢舞台として目指す所はやはり縄文であると思います。“感動ある人間交流”“一人ひとりが輝く”“本物を求める”このコンセプトの行き着くところは縄文なのです。

その縄文の象徴とも言うべき建物が蔵・銀河(縄文の館)です。「銀河」というネーミングも意味深長でそこには佐藤さんの思いが込められています。 

私はオープニングの開会の挨拶で、宮沢賢治のことばを引用しましたが、コスモ夢舞台の“コスモ”に通じる思いがそこにはあります。時間・空間を超えて私たちが回帰していく所、それが私たちの目指すものであり実はそれが佐藤さんの作品のモチーフでもあるのです。 

佐藤さんの牽引力によってここまで来ましたが、これからは会員各位の持ち味を発揮して“一人ひとりが輝く”動きをしていけたらと思っています。勿論今までも会員の方がそれぞれの立場で出来ることをしてきましたが、新旧に拘らずに持ち味を発揮してもらえたらと考えています。それが少しでも佐藤さんに創作活動をしてもらうための時間を作り出す一助になることだと思っています。

話は変わりますが、一番新しい会員の荻原正江さんが日本テレビに出ます。彼女が企画して創った『耐震補強』という本の紹介を兼ねて、新年1月8日(日)の朝6時30分から日本テレビで放映する日本探検隊というコーナーで本人が出演します。荻原さんを皆さんに知ってもらう機会にもなりますのでぜひご覧ください。 

今年もふくろう会としては充実した年となりました。来年も今年の反省を踏まえてより充実した年となるよう計画しています。そしてまず新年会を下記のように開きますので皆さんぜひ参加してください。

日時   平成18年1月24日(火)  午後6時から

場所   魚民(浦和駅西口下車徒歩3分)Tel  048(822)0688

      会費   3,000円