2006.12.25
森 英夫
続「ギリシャからの手紙」を読んで

ギリシャにおける賢太郎さんは正しく“心で会話をしていた”わけです。
たとえ風土が違え、習慣が異なっていようとも「郷に入れば郷に従え」通り、全てを受け入れる姿勢が素晴らしい作品、『融合』として結晶化したわけです。

更に象徴的なのは、前にも書きましたがそのネーミングです。紘一さんがいみじくも「融合=Harmony」と書かれたように言語を超えた“心”によって、それは全世界全ての人種の共通語による“ハーモニー”なのです。

正しくコスモ夢舞台のコンセプトでもあります。コンダクターは佐藤賢太郎、コンサートマスターは佐藤マキ子、バィオリンあり、チェロあり、フルートあり、トランペットあり、打楽器あり、それぞれが持ち味を生かして輝いているオーケストラです。そして、正しくコスモは《Harmony・調和》なんですよね。