2007.12.25       
EUジャパンの事務局便りを読で
佐藤賢太郎

  私たちコスモ夢舞台実行委員会は今年EUジャパン日本委員会に大変お世話になりました、そのお陰さまで更なるコスモ夢舞台前進へと希望をもたせていただきました。スタッフ皆様に心より御礼申し上げます。

  「市民の社会的責任」を読ませていただき、いつもながら鋭い意見で社会を見ておられると思いました。私は世界を含む日本のさまざまな問題に事務局便りのように提言することはでないと思いました。大きなことは出来ませんが足元のできる所から少し意見を述べさせていただきます。

   さて古木修治さんは 

「一連の薬害問題は、行政と企業のモラルの欠如という

重大なテーマが底流にあったことは、確かだ。

グローバル化が進み、企業活動が、国際化を飛び越え、

無国籍化し、ますます、巨大化が進む中で、

企業の社会的責任が更に問われる時代になった。」

と書かれていました。

  思うに、怒りや嘆き失望を与える官僚、政治家、企業、そしてスポーツ界つまりありとあらゆる職業に携わる現代人は清らかとはいえない生き方を呈しています。薬害だけのことではありません。そして「私達市民は、批判し、怒り、落胆する以外になすべきことは、無かっただろうか。」という言葉に私はだからこそ、その答えとしての直接行動ではありませんが、コスモ夢舞台ビレッジを創りたいとも思っています。

  さらに古木修治さんはこんな時代だからこそ、もう1つのCSR(市民の社会的責任:Civic Social Responsibility)が更に求められている。社会の根本的課題を前に、批判を繰り返すばかりで解決は出来ない。わずかなことでも、わたしたちに出来ることは必ずある。
むしろ、そのわずかなことこそが、社会を動かす原動力の1つであることを
忘れてはならないと思う。」と結んでいらしゃいます。

  そこの意味にこそ、コスモ夢舞台はできるところから行動し本物と向かい合うと言っております。コスモ夢舞台ビレッジで薬害を含むさまざまなことを語り、その以前の人間の生き方や対応を語るということです。そうした意見が多くになる事が社会を変えるまでになると夢を抱いております。

*EUジャパン事務局だより・オピニオン5:「市民の社会的責任」の詳細は下記をご覧ください。
     http://eu-japanfest.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/5_629c.html