2016.06.27
豊実に集まる
佐藤賢太郎

昨今、豊実に来たいという方が多くなったと感じるのです。

 6月14日大阪の八尾から70歳になった若狭さんが自分を変えようと豊実にお出でになり、続いてオーストラリアのトーマス君23歳がウーファでお出でになり、私たちの生き方と、豊実が気に入ったようです。その知り合い、新潟大学大学院であるタイ国のミルクさん女性27歳もお出でになり、また行きたいとのメールが来ました。

そして秋には、あのモロッコのラシェドさんも来る予定です。さらになんと、26日の朝7:30頃新潟から80歳になる女性の方が二人連れで玄関に立っていました。

そして、新潟大学のGホーム一年生20名が研修視察にお出でになりました。私はこういうスタンスで付き合いますが、それでいいですかということの確認です。

「田んぼに入れなければ来なくていい」、私は忙しいですとの厳しい注文にもかかわらず、大学生はやる気満々になりました。

 そして、夜になると大塚秀夫さんから大学時代のラグビー部の仲間が豊実に来たいという声が上がったそうです。これには、私は即断して「OK」とは言いませんでした。目的が違っては、期待外れになり、互いに不愉快になるからです。

僭越ながら、昔グランドで共に走った仲間が今このように生きているそうだが、その光景を見てみたというならすぐに返答しました。

 こうして過疎の豊実に多くの方がおい出でになりますが、それは一朝一夕になるものではなく、偶然でもありません。私は独裁者でもありません。創造的なこと、人の組み合わせを積み重ねて可能となります。

ありがたくも日本橋高島屋の個展で東京に参ります折、厚木、国立、浦和からお出でくださいと歓迎の声がかかりました。私は豊実での実践を語るだけです。

 最後になりましたが、寺の和尚さんから私が心に止めければならない講和を聞きました。

どんなことでも起こり得る人生。今、確実にわかっていること。

1.「今、生きていること」「人は必ず死ぬこと」

2.人の生を 受くるは難く やがて死すものの 今、生命あるは有難し

3.転生 生まれ変わること生活態度、生活環境を一変させること (イ)俺が、から、お陰様に転換  (ロ)個体の生命から大き  ないのちの視座に立つ 

4.現在の生活の中で、自分のターミナルを作ってゆく 

人のつきあい方を大切に 与える人生

ガンになったことがありがたい。