2021.9.7
朝から晩まで
佐藤賢太郎

 今頃、朝5時は薄暗い。季節は刻々と変化している。ところで、私はとても忙しい日々を過ごしている。5時頃から焼け跡の仕事、復興作業です。鉄屑屋さんが来て鉄を運んでくれる。まだまだ焼け跡が残っていますので後片付けです。幸いに鉄の柱が残った。そこに焼けたトタンを張りました。トタンを張るのも、下地を作ってのことです。鉄骨に太陽パネルを張ることにした。
 そうだ斬新なアートにしようと考えた。いろんな人に描いてもらうことにした。絵がうまくなくてもいい。もう描いてもらっている。地元の花屋さんにも参加していただく。

 今日ようやく電機が入った。いよいよ石碑の作品作りが始まるところです。でも電気道具がありません。ある道具で作ります。この世に二つとない作品をつくります。物を無駄にしないのが好きです。
 遅くとも10月1日までに、我が家に第18回「里山アート展」の冊子を用意しなければならない。風呂場も作りました。風呂に入っていただきたいです。風呂も作品です。風呂場が見えないようにしてフェンスを作りました。これがいいのです。そしてものすごくシンプルな作品があります。まだできていないのが「焼け跡」です。
 こうして復興と同時に作品準備です、一方、稗はどうしよもなく最低無農薬田んぼの「ねむの木」抜きもしなければなりません。こうして、ともかく忙しい毎日です。でも生きている実感があります。