2020.7.19
新しい展示方法
佐藤賢太郎

 何事も新しいことを手掛けるには、誰にも抵抗があります。リスクも伴います。初めから難しいと言うでしょう。それがごく一般的です。しかし私は天からの指令で挑戦します。
 私は見る方が誰でもいつでも参加し鑑賞できるところ、それは美術館ではなく、田んぼの中の石舞台がいいと思いました。
 座禅をしたいと思う方は、座禅をした後で作品を見る。私は「アートと生活」をテーマとしたいのです。

 絵画の長田良夫様は80歳を超えましたが、私を信頼し賛同してくれました。勿論雨が当たらないようにします。しかし美術館のようにはいきません。周りは田んぼです。長田さんは自分を一流の芸術家だと思っていません。そしていつでも、何からでもそれを作品にしてしまう、その様子はまるで子供の様です。作家は作ることが生命です、私も多くのことを学びました。そうしてできた作品をすでに石舞台に展示しました。  その前に私は、外国人に空き家の壁に解りやすい絵を描いてもらいました。これも過疎の活性化になると思います。
 ところで、7月21日に阿賀町女性商工会の方から「活力ある地域つくりとコスモ夢舞台」をテーマとした講演依頼がありました。私の話しは少なくして、「コスモ夢舞台の歩み」というDVDを見てもらいます。この方が、いつまでも印象に残ります。何もないところに生まれた、地域活性化の映像です。

 こうした新しい展示方法や工夫は、作家としても面白いテーマです。忙しいですが、石舞台の屋根には二重にトタンを貼ります。やれるところまでやってみます。私の命は限られていますが、精一杯生きようと思います。