2015.0121
冬の会員来訪
佐藤賢太郎 

台所の部屋を赤く塗り、リフォームしました。普通なら、赤に染める台所はないと思います。きっかけは、会員の薦めであります。  

ダイニングルームに大きいテーブルを置いて、多くの人と食事ができたらいいと、家内の希望がありました。和彩館の冬は燃料も使い寒いので、母のいる自宅で過ごしたいという思いがありました。 

それには、ストーブの位置を動かさねば大きいテーブルは入らないのです。煙突を延長するために壁の仕切りを貫かねばなりません。 

そこで、76歳にになった会員の大野賢二さんの登場です。大野さんに、今来てくれないかとお願いすると、雪にもかかわらず、お出でくださいました。早速、壁をぶち抜くという作業です。そうしている中に、家内は大野さんが来ていると梁田さんに連絡。すると間もなく、梁田さんがやってまいりました。工事は少しですが、埃だらけです。はがした壁を片づけ、ストーブを焚いてみようということになり、煙突を取り付けようとしましたが角度が合いません。梁田さんの提案が良さそうなのでそのようにしました。

煙突を2メートル長くしたので引き込みが心配でしたが、なんと以前より部屋は暖かく、引き込みも問題ありませんでした。ダイニングも茶の間も両方暖かくなり、さらにどこに寝転んでも暖かい部屋になりました。

 大野さんも私たちが喜ぶ様子に感激でした。たったこれだけのストーブの移動ですが、リフォームすればこのように物心両面に感動があります。物は生かす、人が集まる、人も輝かく、そして感動はやって来る。人には個性があり、コスモ夢舞台はこうして今日までやってきました。言葉にはできない、仲間との調整が必要ですが、あとは行動あるのみです。

翌日ふくろう会館&アートギャラリーの屋根の雪下ろししたところ古山さんに除雪を手伝っていただきました。本当に助かりました。夜はリフォームした台所で皆で一杯会を母屋で行いました。

仕合わせとは何でしょうか。母の介護もあり、わずかの年金ですが私は幸せです。ストーブを囲み、皆で暖を取り、一杯飲みましょう。