2017.01.21
栗原さんがコスモ夢舞台の会員である理由
大塚秀夫

  佐藤先生も作家。彫刻家である。ブログの佐藤先生の思い、方向性など多くを文章で表現されるがもちろん小説を書かれるわけではない。

先生も言われるように小説は、語彙も多く、いろんなことを想像し、経験を深めなければ書けない。内容の前後関係が繋がるように、私のようなに思いつくままに書いた紀行文ではなく、感性や才能が必要だと思った。彫刻を造る感性才能と小説を書く感性とは違うのだろう。

創造すること、新しいものを創造していくことさえ出来ず、私にはどちらも全く異次元の世界である。
佐藤先生は彫刻の道をとことん追い求めていきました。

栗原さんが、小説の物語を紡いでいくのが楽しいように、佐藤先生もやれることをとことん追い求めているその時が最高の幸せの瞬間だろうなと思う。

「人間の場合、ケースを選ぶということは、どんな人生を選択するかってことですよね」
「自分の本当にやりたいことをとことん追い求めたいです。自分のすべてをかけて」。
栗原さんには見当違いだと言われるかもしれませんが、私はこれを焦点にしたのかと読み終えましたとある。本当にやりたいことをとことん追い求めてきた。人間の理想であろうか。

自分のすべてをかけて、まさに佐藤先生はご自分の生きかたとして読み取られたのだと思う。
理想として、夢で終わらせることなく、栗原さんに小説「陽炎」を書かせたのだと思う。