2013.06.26
里山アート展原稿依頼
佐藤賢太郎 

6月23日、ガンのシンポジウムで出会ったTさんの突然の訪問で話が弾んでいたが、この日は南魚沼市の池田美術館で開催されている個展に伺う約束をしており、午後急いで車を走らせた。 

里山アート展10周年に当たり、十日町石彫シンポジウムのコーディネーターをされている藤巻秀正先生に里山アート展冊子の原稿依頼に池田美術館に向かいました。道を間違え到着が遅れてしまい、ようやく美術館に着くとロビーの前に悠然とした池があり、それは素晴らしい光景であった。人口6万にも満たない市で、よくぞこのような美術館があるものと感心しました。

藤巻先生は快くお迎え下さり、会場を案内して下さった。当年75歳になり、大きな個展をされることは大変である。搬入搬出は大変なご苦労が目に見えている。

原稿を依頼するには、こちらも誠意がないといけないと思い、私も日本橋高島屋での個展直前で、作品が出来上がっていないのですが伺わなければならなかった。この方がいてはじめて、里山アート展の開催を思いつき、そして支援していただいたのです。資金もままならない中、10年続けることの難しさ、里山アート展をプロデュースする苦労は一番理解されていると思います。 

第一回里山アート展では、自ら作家の作品集めにトッラクで奔走して作品を集め、後援名義に応えようと努力しました。あれから10年です。その継続に対して藤巻先生に原稿を書いていただき、記念冊子となるべくコスモ夢舞台の仲間の活動をつぶさに写真掲載しようと考えています。