2018.02.06
「スコップ・ボランティア」3
佐藤賢太郎 

夢は広がっていきます。今回は除雪スコップボランティアが終わって、30分ほどコスモ夢舞台の話を、プロジェクターを使って紹介できました。

これも貸していただける空き家があってのことです。展示館は凄く利用価値のある空間になりました。

来年はスコップ・ボランティアとは別に、外国人にも参加して頂こうと思いました。冬はやることがないと思っていましたので、ウーファーを受け入れていませんでした。これからは、受け入れ期間を変えようと思います。もちろん家内の同意がないとできませんが、賛同してくれたのでここに書きました。

 スコップ・ボランティアの皆さんが帰った翌日、私は古田浅吉さんと馬取集落に行きました。というのも、その家には、足が痛い、腰が痛いと腰を曲げた83歳のおばあちゃんが一人で暮らしをしています。

昨日、屋根の雪下ろしをしていただけないかと言われていたのが気がかりでした。しかし、スコップ隊の方々は屋根に上がらない決まりがありました。それで、私が屋根に上がったわけです。これで、ひとまず除雪は終わりました。

馬取集落の除雪の帰り道、私の工房に立ち寄りました。今年の里山アート展の私の作品を見て頂くためです。

古田さんは、私の作品を見て初めて、「ものを生かす」ことに感心をしてくれました。その反応が、私にはとても嬉しかった。一見スコップと里山アート展作品は関係ないと思うかもしれませんが。みんな繋がっているのです。スコップ隊を受け入れるのも情報編集力、想像力が必要です。それが私には見えます。自然ばかりでなく、この環境にいて繋がりが見えてくるものだと思います。

帰ってから、展示館・ホスト館の雪かきを古田さんとやりました。雪降りは一日二日で終わりでありません。今日も降っています。

しかし雪国の方には、「遊んでいる、とんでもない」と言われそうですが、私には、雪の季節は希望もあります。