2013.02.19
雪蛍に思う
佐藤賢太郎

 2月10日、第2回目の雪蛍の舞祭りが行われた。企画したのは山口啓治さんである。彼は地元出身であり、地元青年団に入っている。そして、コスモ夢舞台会員である。そのような立場にあって、好奇心の強い方でもある。

 私たちコスモ夢舞台の活動に触発されたかのように、自分たちも何かしようと雪蛍祭りをすることになったようです。

なにせ人手がないと、このイベントはできないのが現実である。コスモ夢舞台の里山アート展をきっかけに、新潟大学の学生が豊実に大勢来るようになった。その学生たちに雪蛍祭りに参加してもらえないだろうかと、私は山口さんから依頼された。

つまり、コスモ夢舞台の仲立ちで地元青年団と学生が結びついてこのイベントが成立したということになります。

 この雪の中、関東からも仲間が駆けつけて雪を楽しんでくださった。雪のない関東と雪の田舎を結ぶというアイディアがあってのことである。ともかく、コスモ夢舞台が設立されてからの17年間で、人の交流が大きく前進したことはまちがいない。とはいえ、これを継続していくことは簡単なことではない。地域活性は、よそ者、馬鹿者、若者が必要であると言われるが、まさにそうである。 

それにしても、祭りが終わったあとの片付けが最大のイベントのようであった。ここにこそ、本当の人の交流がうまれると感じた。