2010.10.04
阿賀町観光振興コンベンション参加
小宮和巳

9月26日(月)

津川のふるさと交流屋敷で開催された阿賀町観光振興コンベンションに佐藤さんに誘われて参加した。コスモ夢舞台として行政機関の公的行事における初の発表の機会ということで佐藤さんが張り切っておられたことから陰ながら少しでも応援できればと考えた。

新潟市から高速道を利用して自動車で行けば津川町までは大して苦にならないが、JRを乗り継いで行くにはとにかく遠い。午後2時の開始に間に合うよう家を出たのが午前10時、東京に行くのと同じほど時間を要するのには閉口した。

  会場に到着してみると新潟県も共催ということで新潟地域振興局長を始め昔からの知人が多数参加されていたのには気が楽になった。

   佐藤さんの講演は、前の職場のとき無理にお願いして新潟県私学協会事務職員研修会で一度お聞きしていた。そのときの内容は、石彫家になる時の決断と修行のご苦労、それにコスモ夢舞台に至る過程が中心だったように記憶していたので、今度の発表はどんな内容になるのか興味深く、期待していた。   

先日の豊実訪問の際に、佐藤さんが今回与えられた発表時間が20分とコスモの全容を語るには短すぎるとしきりに話されていたが、コスモ夢舞台に至るこれまでの経緯、里山アート展、田んぼ祭り、ビオトープ、国際交流、体験学習などコスモ事業の全容、今後の展望などを要にして簡、わかりやすいながら熱い思いや内容がいっぱい詰まった発表で、事前に十分準備されていたことが伺われた。

第3部の情報交換会では、隣の狐の嫁入り屋敷でご当地メニューとして売り出そうと町内の旅館などが競って工夫して提供している何種類かの「稲荷寿し」を中心にいろいろな地場産の酒やご馳走が並んだ。会は立食形式だったので、動いて気軽に県議や当日の講師、県や阿賀町、団体の役職員、住民など多くの方々と知り合い、話すことができた。どの方からも阿賀町の発展に対する思いや熱意をお聞きしたが、その中でコスモへの期待が極めて大きいことを実感した。

2次会で、佐藤さんと私の間に座られた山ア糀屋(津川)の女将さんが、新潟日報に以前連載されたマキ子奥さんの随想を読んでおられ、あのような随想を書く奥さんが大好き。それにコスモ夢舞台には、いろいろな人がいっぱい集まってくるから一緒に飲んで多いに話をしたいとその場で入会の申し出をされたことは何とも嬉しかった。