2008.08.12
座談会と搬出作業
森 紘一

8月10日(日)晴れ
   朝飯前のひと仕事は、里山アート展会場の整備と草刈だった。早朝から遠藤さんが駆けつけてくれた。日帰り出張組の森幹事長と渡辺さんが和彩館に現れたのは、食事も済んでくつろいでいるところだった。

座談会の開始は午前10時。きょうは終了後、須賀川に行って搬出作業を手伝う予定になっている。あわただしく片付けと準備に石夢工房に戻っていると、奥会津書房の遠藤さんが到着されたと賢太郎さんから呼び出しが入った。

和彩館にはカメラの菅さんと編集助手の渡辺さんもスタンバイされていた。先日の講演会でお世話になった小宮さんが、わざわざ顔を出してくださったのには驚いた。

賢太郎さんを中心に円卓を囲んだ総勢は、小宮さんを含めて12名だった。10時ちょうどからたっぷり1時間、編集長直々のインタビューで、各自のかかわりやコスモ夢舞台への思い、賢太郎さんの人となりについての感想などが語られた。最後に、聞き役だった賢太郎さん本人への質問もまとめられた。テープ起こしから編集までの作業は大変だろうが、どんな構成になるか楽しみである。佐藤賢太郎とコスモ夢舞台のまたとない広報誌の誕生は嬉しい限りである。わたしも仲間のひとりとして、その継続と発展をこころから願っている。

滞りなく取材もすんで、和気あいあいの昼食会は奥会津書房さんとの楽しい交流会となった。座談会を終わって、デザートのシフォンケーキとコーヒーを美味しくいただいた。座談会があったことで、我われの親睦も一層深まったのではないかと確信した。

賢太郎さんのトラックと隆雄さん、英夫さんのクルマに8人が分乗して須賀川に着いたのは3時前だった。郡山の大島さんと丹野さんも見えていた。搬出作業も人海戦術で、さほど時間はかからなかった。個展の搬入や搬出作業の手伝いも貴重な体験学習だった。

片付いた画廊でお茶をいただき、集合写真に納まったり、ちょうど学芸会やゼミの打ち上げの気分だった。にこやかで顔色のいい増賀さんが、中旬に手術を控えているようには見えないが、全員でお見舞いのメッセージを伝えた。「今まで忙しすぎたから、ゆっくり休養してもらいます」、奥さまは表情も言葉も明るかった。(終)