2008.04.23
東京ブロック4月の例会
森紘一

 22日(火)、浦和には14名が集まった。話題も中身もたっぷり濃厚な2時間だった。まずは、豊実から持ち込まれた手づくり味噌をキュウリで味わった。ほんのりとした甘味に、皆さんの表情は‘花マル’だった。

 新潟日報サービスセンターが発行する『キャレル』4月号の特集、「自宅を改装したお店へ、行きませんか?」で和彩館が取材された。わざわざ取り寄せて、皆さんに回覧したのは渡辺さん。「蔵・銀河」の落ち着いた佇まいや店主マキ子さんの笑顔がコンパクトにカラーグラビアにおさまっていた。“この空間の持つ穏やかな空気が心地よく、初めて訪れたとは思えない”というコピーも嬉しい。

 17日(木)、テレビTeny「団塊の愉しみ」という番組のコーナーで「コスモ夢舞台」が紹介されたそうだ。賢太郎さんと一緒に、加藤さん、藤野さんと取材を受けた大野さんが初体験を報告した。放映されたのは5分間だったそうだが、これからは30分以上の特番を期待したいものだ。

 4月のオープニングイベント(映画鑑賞会と水芭蕉畑つくり)の報告に続いて、賢太郎さんの5月のはがき通信のコピーとイベント日程一覧表が配布された。里山アート展の会期の変更とレセプション、ワークショップなどの追加について、助成対象事業としての背景をわたしの方からお話した。       

さらに、賢太郎さんから会員にむけたメッセージのコピー(「コスモ夢舞台とは と質問されて」と「ようやく地元の人と共に」)が鈴木さんから配布され、共通認識として確認していこうと解説があった。

今年も5月から始まる体験学習については、森幹事長が昨年実体験された父兄にあてた募集案内のコピーを参考までにと用意されていた。大塚さんのお嬢さんも登場する川口東高校の奥阿賀での5年間の実績レポートをまとめた立派な小冊子も紹介され、回覧することができた。小椋唯一さんの『子どもたちの観光力』ではないが、コスモ夢舞台にとっても体験学習の運営は大きな柱である。

ところで、今回は配布された資料も多かったが、海江田さんの機転でご提供いただいたクリアファイルが大変重宝した。

御沓さんがまとめ上げた昨年のシンポジウムの小冊子見本もご披露された。テープ起こしだけでも苦労されただろうに、パソコンを駆使した製本にも汗を流されたようだ。聞くところによると、豊実での経験を生かしてご自宅のリビングと玄関を自力で改装されたという。何事も挑戦というスピリットは見あげたものである。これも、豊実で培われた応用変換力ということだろうか。その上、今回はインターネット上の情報提供者との間に、想定外のドラマが生まれたようだ。HPに書いてみるというエピソードが楽しみである。

最後に幹事長から、5月のイベント行事の参加確認があってお開きとなった。アジサイを持ち寄って景観つくりに参加していくことで、来年の梅雨時に咲き誇る花をめでたいものである。(終)

              出席者:森英夫・鈴木隆雄・時崎庸二・高田明・大塚秀夫・飯野直樹・荻原正江・   
              海江田多加士・成田文雄・桐山士郎・御沓一敏・渡辺美紀・大野賢二・森紘一