2009.04.02
東京ブロック3月の例会
森紘一

 今年の桜は、開花宣言は早かったがまだ2〜3分咲きで満開にはほど遠い。浦和の例会には16名(入会を希望されるHさんとSさんを含む)が集まり、そのうち女性が6名とこちらは花やいだにぎわいだった。

 3月末の二度目の味噌づくりの報告に続いて、これからの豊実のスケジュールについて幹事長から補足説明があった。配布された「コスモ夢舞台2009・イベント日程一覧表」を見ると、協賛名の欄が目を引く。合わせて13社のうち、新顔11社の地元旅館や企業名が並んでいる。外国人写真家の受け入れをしながら、賢太郎さんが直接歩き回って得た成果だという。里山アート展を中心としたコスモ夢舞台のさまざまなイベントが、こうして地元から支持された意味は大きい。

 事前に隆雄さんに届いた今年の体験学習スケジュールについては、とりあえず5〜6月分を隆雄さんとわたしが分担する確認もとれた。「地域の活性を考える」と題した賢太郎さんの文章も紹介された。お二人の入会候補生もお読みになっていると聞いてほっとしたが、最終項目の「私たちが目指すところ」については、これからも一人ひとりがマイドリームを語り合っていきたいものである。

 奥会津書房の遠藤由美子さんから贈られた「コスモ夢舞台の想い」という散文詩は、幹事長がいつもより高い声で読み上げた。

“土と風が織り成す新しい世界には

絶えず感動が生まれている

  いのちきらめく人々が真実に向きあい響きあうとき

  古い建物が巧まざるアート空間として蘇り

  眠りから覚めた田畑には、実りが約束される

  それは日々積み重ねられる無私の情熱

  美しい水辺を取り戻そう

  自然に添う暮らし方を取り戻そう

  ふるさとにはいつもあなたの座る場所がある

  そのふるさとを共に創ろう”

またとないエールをいただいた思いがした。

 コスモ夢舞台の協賛社として最初からご支援をいただいている(株)博進堂さん制作の校正刷りのポスターが御沓さんから披露された。手づくりをモットーとする我われも、その実績の上に新しい力や技術を合わせいただく時機にきているということだろうか。斬新なデザインが一人でも多くの人々の眼にとまることを願いたい。

 最後に、5月の連休からはじまるイベントの参加予定者の確認があった。恒例の関東一本締めは、春の珍事か会合を忘れて遅刻した大塚さんが大声を発してお開きとなった。