2010.04.05
ギリシャで感じたこと1  
森英夫 

この度、賢太郎さんマキ子さんを始めとして13名のメンバーで

ギリシャのアマリアーダに行ってきました。

 

オランダのアムステルダム経由でギリシャのアテネ、オリンピアと見学し、

結局アマリアーダの賢太郎さんの過ごした場所は、1日しかいられま

せんでした。

しかし今回のギリシャ行きは大変良かったと思っています。

 

まず第一は、賢太郎さんが当初述べていたように、「ギリシャからの手紙」

を読んで感動した人が参加すると言っていたように、本の表紙の写真にあった

ゴルゴーナをこの目で見れたことです。

 

ちょうど、港に着いた時に副市長のリオシス氏はじめ報道陣が待機していて、

記念写真が現地の新聞に載りました。

 

そして、賢太郎さんが宿泊していたホテル・フォーシーズンスと海岸の仕事場と

いつも食事をしていたディノ氏のレストランの位置関係が分かり、賢太郎さんが

1ヵ月過ごしていた様子が実感できたことです。

 

「ああ、賢太郎さんは毎日ここを歩いて、仕事場に行っていたんだな」

シーズンオフだったので本にあったようなビキニ姿は全く見られません

でしたが、夏の暑い日の海辺の様子を想像することはできました。

 

ここにテントが張られて仕事場になっていたと聞かされ、賢太郎さんが

暑い中、ゴルゴーナを制作していた姿が思い浮かばれました。

帰ってきてから本に載っていた写真を見るたびに、ああ、これはあそこだと

全てが実感できました。

 

第二は、賢太郎さんと副市長のリオシス氏との強い絆を実感できたことです。

通訳の景子カテリーナさんのお陰で、4年前には分からなかった、賢太郎さん

とりオシス氏との関係がお互い深いところで理解できました。

 

そして、ギリシャと日本の友好関係に寄与する程発展するのではないかと夢を

持てたことです。

 

具体的には、将来リオシス氏はアマリアーダの街の中に日ギ友好公園を

造り、そこに賢太郎さんの作品を設置したいと考えているとのことでした。

これが実現したらなんと素晴らしいことでしょう。

 

今回の旅で、印象に残ったことは山ほどあるのですが、それは他の方に

任すことにして私のもっとも述べたかった感想を書きました。