2020.6.19
18歳の外国人
佐藤賢太郎

 南アフリカから来た外国人は、とても18歳には思えない。日本人の若者とは比べようもないほど、考えがしっかりしている。彼は会津大学に入りたいという。私はサポートするつもりです。

 ただ、彼はいろんなことをしたいという若者です。日本語は流調に話せますが、良くは解っていません。
 ウーファーと弟子は言葉使いも違います。私と彼は友で
はありません、つまり対等ではありません。
「弟子になったら私は師匠です」とういうと、彼は私を
「先生」と呼びました。
 弟子になりたいなら、私はしてもよいと思っている。今は
見習い期間です。
 私は我儘、と家内から嫌われていますが、「まず私から生き方を
学ぶことです。何を学ぶかは自分の自由です。それがいやなら、
私はサポートしません」と、はっきり彼に言いました。
 私のアートは、農業をしながら人間関係つまり社会芸術というべきであろうか、世界各国の人と仲良くなりたいということ。彫刻などだけが、できるというのではありません。学ぶという事です。自然と共に生きる、モノを大切にする、過疎の中で夢を実現することです。


2009.12.