2009.12.

2022.5.28
EU・ジャパンフェスト公式報告書から
佐藤賢太郎

 第29回EU・ジャパンフェスト公式報告書が送られてきた。事務局長の古木修治さんを懐かしく思った。なぜなら、ここ数年会話をしたことがなかったからである。

当然ロシアによるウクライナ侵略から文章は始まっていた。古木さんがベルギーのアントワープを訪れた時のことであった。芸術監督のアントニスさんはピカソのゲルニカを指して、「芸術で世界は救えないかもしれない。しかし、芸術なくして人類の真の繁栄はあり得ない」と言ったという。

私は日々忙しかった。なぜなら私は、喜多方市美術館での企画展に出展し、人数に制限があるもののアーティストトークまで行った。その中で、日本とアメリカの作品を展示してほしいといったが難色を示されてしまった。

私は「芸術は何のためにあるのか?」と問いかけてきた。私は今「縄文と宇宙」について興味を持っている。縄文人は1万年の間平和な暮らしをしていた。宇宙から人間の生活を見つめれば、人間もいつか消えてしまう存在である。

古木さんの文章の中に、「社会とは何か? 社会に対して、できることは?」とあった。

私は縄文の広場に続く坂道に聾唖の方のアート作品を設置した。彼はいいセンスをしていた。そして縄文の広場には桜の木を植樹した、雪椿も植える計画です。すでに準備しています。それからSDGsは前から行っていた。焼けた石夢工房の跡地に再建したアトリエを見ただろうか。新しい考えに従ってできたのである。

里山アート展や国際アートフェスタはもったいないの精神で、廃材を利用したものばかりである。

私の工房にはピカソの「ゲルニカ」を模倣したある作家の作品がある。グローバル市民の社会的責任の中で古木さんは「はかない夢でなく、確実な目標が必要で、それを示すのが大人の責任」と述べている。私の夢は実現する夢である。

そして私はリモート座談会に(これから考える)。

日時は7月3日(9:00〜10:30)。テーマは「先の見えない時代に生きる知恵と行動力」とあった。人間はいつか死ぬ。だから宇宙なのです。私も死ぬまで夢を実現するために生きる。