2009.12.

2022.7.19
はだしの人と蛍
佐藤賢太郎

いろんな人がやってくる。この日は二人でやってきた。その一人は女性で可愛い顔しているのに、はだしで歩く人です。工房に案内してほしいというので、はだしでは無理ではと、私が言いました。彼女は心配ないというのです、そしてはだしで歩きました。実にたくましい女性でした。「この葉は血流をよくする葉です」と何でも知っているようでした。最近の日本人女性はひ弱いと思ったら、こんなにたくましい人がいることに驚いてしまいました。そのうえ礼儀正しいのです。縄文人にしたいくらいです。

もう一つ、蛍を発生しようと20年前より努力してきました。照明が明かるいと蛍によくありません。それで、津川振興局に照明を何とかできないかと頼みました。対処していただいたのですが、いま一でした。今年は蛍が見られる家をつくりました。蛍は資源ですと私が言おうと、今年も所長に頼みました。所長も知っていて願いが叶いました。今年7月22日、説明に来てくれそうです。一つのことをどこまでも追及するものです。あきらめてはいけません。