2013・12・4
実行委員長を受けて
大塚秀夫

今回浦和で講演会ができたことは不思議である。佐藤さんは不思議な人である。直観力が常人の想像をはるかに超えている。物事の本質を直観的に見抜きそれをうまく表現してわかりやすく伝えられる能力を持っている。そうでしょう。ガンがまだ、治っていないのに浦和で講演会をやろうと持ちかけられる。治らなかったらどうしようとか出来るかできないかも考えることなく佐藤さんは治るに違いないと信じられた。だから迷うことなく一つ返事引き受けました。

浦和駅にはパルコの中にコミュニティーセンターに素晴らしいホールがある。しかも駅から1分。400名収容できる多目的ホール。ここしかないとどんどん積極的に事が運んで行きました。ここでどうしても講演会を開催したいと願いが強くなっていく。

こんな利便性のいいところはない。佐藤さんの講演会をやるのはここしかない。その変わり、競争率も高い。どうしたらいいか考える。知恵を貸してくれたり抽選にわざわざ参加してくれたりと協力を惜しまない人た ちがいました。自分のために妻も抽選会の一人として協力してくれる。抽選で5番を当てた方は「私が当てなくても必ずあなたのところにいくようになっているのよ。」といってくれました。

201名が動いてくれました。一時はガラガラになるのか。そういう中でうまく司会を楽しめたり、佐藤さんが喜んで講演ができるのか不安になったりしました。佐藤さんに160名ぐらいと報告したら数でない。一生懸 命にやってくれたからその熱い思いで十分と労ってくれました。

とにかく座席をどれだけ用意していいかがなかなかわからない。

400名ではガラガラ。160名ではあふれたらどうしようかと迷いが出る。

よく佐藤先生はいま頭が冴えているという。このときは私も間違えなく頭が冴えていたと思う。朝起きたら気づいた。300名にしよう。

これが的中した。冴えている。この気づきがなかったら、会場は当日混乱していただろう。祝賀会も40

人を予約したら46人が参加してくれました。人が人を誘ってくれました。知人友人と人の和が広がりまた。

女子学生は出席してくれた皆さんが和気あいあいとしていい雰囲気を醸し出して、暖かく感じたと言ってくれました。

一緒に朝起きで学ぶ人がご長男とご一緒に来てくれました。会場で皆さんが来てくれたことがほんとうにうれしかったです。

201名が動いてくれることの感動をこのたび感じました。

普段学んでいるところの方は大塚さんに元気がなくなったら大変と会場あげて、呼びかけて多くの皆さんに応えていただきました。熱意に惚れたら人は力を貸してくれることを感じました。初めての体験です。妻は一番喜んでいるのは「お父さんじゃない」というのです。

私はひそかに佐藤先生を師匠と仰いでいます。佐藤先生は人を育てることができる人。佐藤先生はやさしい言葉で表現できる人です。生き生きとしたやさしい言葉で表現できる。佐藤先生は世界のどこへい っても通用する、どこの人ともつながりあえる見識を持った人です。21世紀のこれからの社会ではグローバルな規模でじかに触れ合い交じり合う心の広さが必要でしょう。市民社会のレベルで国境を越えたつなが り共生を出来る人であります。

私も最初から出来たわけではない。佐藤先生と19歳の時に出会い、今日まで学び教えていただきました。はじめて、誰もやらなかったことをやりました。はじめから、失敗しないというのは優等生かもしれません。いわゆる言われたとおりにやるマニュアル人間ではなく自分で考え、失敗を怖がることもなく多少はみ出すぐらい夢中になれた。  

講演会を開催したことで再会できたことをよろこんでくれて電話をくれた方がいました。大塚さんが再会の機会をつくってくれたと喜んでくれました。人がこんなに喜んでくれる。こんなにもたくさんの人のそういう場面に出くわし、笑顔に出会ったのは、生まれて初めてです。この喜びはこれも一人でできることではありません。お金でも買えない出来事だと思います。  

改めて信じることができる人がいることの仕合わせ。いのちの田圃に入会した方。早速玄米に切り替えられた方。今度はマキ子さんの話も聞きたいと言ってくれる方。「ガンは神様がくれた宝物のことばに感動しました」と言ってくれる方。講演会の反響が大きいです。

なすべきことをノートに書き留めながら、今しかできないことに優先順位を付けながら忙しい日々をやりきった気持ちが、さらなる高みへと私は導かれています。

師走で年の瀬が近づき忙しさは増していきますが、充実した人生にむけて1年を振り返りながら、これからの日々の過ごし方時間の使い方を見直していきたい。

一生は短い。時間は限られています。来年はさらに新たな価値を切り拓けるのではないかとわくわくしています。  

本当に皆様お世話になりました。ありがとうございました。