2019.06.30
奇抜なアート
佐藤賢太郎

 「第一回奥阿賀国際アートフェスタ」を開催していますが、私は思い切ったアートを実践しました。

展示場所はふくろう会館です。かつて村の会館として使っていた頃、屋根が傷み雨漏りをして、天井のシミ跡が汚くなっていました。それを何とかしようと思い、使い古しの化粧板を天井に張ることにしました。それもなかなか大変で途中でやめていました。

 ところがハンガリーのエンチ―に手伝っていただき、屏風を天井に貼ろうと閃きました。彼女はやめてと反対していたようだが、私の意思でやりぬきました。

彼女はフランスのモンブランに登り,スキーを楽しむような28歳の女性である。彼女は結婚より、山登りが楽しいようである。冒険家、意志が強いのである。その彼女は風呂に入る時間がとても短い。それに、肉はもちろん魚も食べない女性である。

そんな彼女は、「ケンタロウさんは船の乗り方を知らない、最も危険な船の降り方をしている」とも言った。こうしてインストラクターをしている彼女は降りかたを示してくれました。私はそんなことは分かっている、と言いたかった。そんな彼女に、私は天井に屏風を取り付ける意思を貫いた。そんな写真をアップしました。それにしても、タイミングよく気が付いたものです。屏風の絵はいいものであったが、とても痛んでいたので、できたかも知れない。私は協力し合った二人の共同作品にしようと思う。