2017.07.10
ウーファー・サムエル
佐藤賢太郎
サムエルはスウェーデンからの初めてのウーファーであった。大変おとなしい物静かな青年で、少々日本語が解る。パソコンが仕事らしいので、今回は全然違った体験である。将来スウェーデンの大学院に通うそうです。
一度目の日本は京都で、来日は2度目だそうです。帰国する前に日本の文化を学びたいということで、ウーファーになったそうです。私は決まって、「なぜ我が家を選んだのか?」を聞くことにしています。すると、「自然が美しいから」と答えた。そして日本は暑いと言いました。そういうことより何を感じたか、学んだかを話してほしかった。
日本に来ても毎日会社(?)のまわりは外国人ばかりで、会話も英語だけだったそうです。我が家とは全く違っています。
我が家の手伝いは、玄米を炒る仕事、丸鋸による薪切り、そして畑の草取り、田んぼの除草である。
一つだけ失敗してしまった。里芋の周辺の草を取るように手本を見せたのだが、なんと里芋そのものを刈ってしまった。この時、私は彼とは一緒にその場に居られない事情の来客があった。
そして、彼も中学生と一緒に田んぼに入った。その時中学生は、サムエルを素晴らしい人だ、と言っていた。ドクダミをとっていただきましたが草もごみも一緒で大変と家内がこぼしていました。指導が悪いと私は苦情を言われます。
このように私は、さまざまなウーファーによって色々なことを体験させていただいているのであります。親善大使の役割も果たしているのでないかと思います。ウーファーの受け入れは家内がいないと受け入れはできません。しかし家内も感動があるからしているのであります。
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