2014.08.03
ルーブル美術館にて
佐藤賢太郎 

この日はルーブル美術館を一日かけての美術鑑賞にした。私は朝の9時から6時までの見学でありかなりハードである。初めてルーブル美術館見学した。あまりにも広くて当然全部は見切れない。美術のルーブル写真にでているものがあったが、それ以外のものが多かったのは当然である。

  これだけの美術品が集まっているというのは力による征服の証拠であろう。ギリシャのリオシスさんがオリンピア博物館で私に言っていました。本物はみんなルーブルや大英博物館に取られてしまい、ここにはほとんど複製しかないと。まわりまわってルーブルにたどり着いたのであろうが、戦争に勝った戦利品がこの美術品なのであろう。ルーブルの広さも王宮でありその権力の絶大さは私には想像がつかない。

なんといっても印象的であったのは、案内に載っていたメキシコの作品を見みたかった。ところがそこが館内の案内者に聞いてもなかなか見つからないのです。一階に行ってご覧と言われて行くと、今度は2階だという。行ったり来たり3回は同じところを歩いてしまう始末である。ガイド1年生ですみませんという始末である。諦めようとしたが執念で目的地にようやくたどり着いた。もう私たちはルーブルのガイドができそうです。ここはアフリカの作品がったとても素晴らしまったのが印象に残りました。

ガイドの香川さんとピラミッド前で昼に会いましょうと別れ、昼食は近くのファーストフード店連れて行っていただきました。そこではレタス、トマト、ゆで卵のはさんだ、シンプルで極めて固いパンを食べた。それでもホテルよりかなり安くて、ましな食事であった。それほどホテルの食事はパン以外、私には何も食べるものがなかった。ここで日本のホテルの朝食の素晴らしさをまた言いたくなる次第である。

  6時にまた会いましょうと約束し、6人そろって誰一人落伍者もいなく最後まで見学できたのはすごかった。ことに最高齢の77歳になる時崎庸二さんが頑張った。夕食は予約したお店で食べるのを避けて、香川さんにスーパーに連れて行っていただきめいめい食料を買った。それを各部屋で食べることにした。ものすごく安上がりで、しかも野菜が多く新鮮であった。私は食事係りのメイドが(料理してくれる家内)同行したので、仲間の内では私が一番食料事情は良かった。そししてフランスで食事が一番おいしかった。

そしてガイドの香川さんの安く水を購入してくださったりし、その他私たちに対する気配りに感謝いたします。香川さんとお別れの最後はルーブルの庭で昼食を一緒にすることにした。パリに行ったらどうすべきか、それをよく呑み込めました。フランスに行くなら郊外の田舎がいいでね。そして日本の食事の素晴らしさ、マーナーの良さを感じました。