ギリシャからの報告2
74日-1
違いのギリシャにて 

ギリシャのこの季節は空気が乾燥していて光が強く、眩しい。雨が一滴も降らない毎日です。気候も違うが、何もかも違っていた。石が約束通り到着しないと私が言うと、「ここはギリシャです」と笑いながら現地のギリシャ人は言います。何もかもがゆったりしています。

コンプレッサーが到着しないが今日から制作が始まります。そして、どうも今日、リオシスさんかバシリーさんのお宅に私を招待してくださるようです。そのどちらかよくわかりません。

いよいよ本命です制作が始められます。先ず下絵を石に描きます。ただリオシスさんとの作品デザインの折衝があります。そうはいっても制限時間内で仕上げなければなりません。どうなるか解りません。

出会い

さまざまな人間と出会いがあります。お土産を売っているバングラデシュの男とも知り合いになりました。彼は8年間前サングラスを買ったので、私を覚えていた。彼はバングラデシュに妻と子供をおいて出稼ぎにこの季節来ているらしい。生活はらくでないそうであった。そうしているうちに借りたパソコンかどうか解らないが、映像付きで奥さんから電話があった。長々と何か話していた。きっと相談なのだろう。

  もう一人レストランやビーチを場にして商売している日本人がいた。マッサージ、お土産を売って生計をたてているようです。もっとも日本人と言っても日本語がそんなに話せない方であった。昨日はアマリアーダで物を売っていた姿を昨日見かけました。出稼ぎのほとんどの方がアフリカから来るかた方であった。
  また水とブラシをもって歩いている。車の洗車を仕事にしている方も見かけました。みんな懸命に生きていた、同じのは私のようにスマートであった。しかし食べたいものを選んで食べ、接待される私と立場が違うのだと痛感しました。