2017.09.05
個展の帰りに起こったこと
佐藤賢太郎

ャラリーマスガの個展を終え、9月3日に作品の搬出をしました。私はお買い上げいただいた作品を届けるために、増賀さんと古田さんと一緒に郡山の大島和子さん宅に行きました。そこでハプニングが起こりました。 

予測がつかないことは、いつでも起きるものです。大島さんのお宅で車が突然動かなくなり、車の修理工場も休みで、本当に困ってしまいました。あきらめず、何とかしょうと試みた結果、どうにか車は動き出し、私たちは胸をなでおろしました。 

そして、私は大島さんのギャラリーで展覧会を開くことに同意しました。それは大島さんの将来を思い、私にできることです。 

第一に大島さんが私の作品を買ってくださったこと、そして大島さん宅で私のトラックが突如動かなくなり、作品を全部おろさなければならないことになった。この二つの要因がなかったら、大島さんのギャラリーで個展をするという話にはならなかったと思います。

ところで私は先日、古田浅吉さんに「里山アート展の作品制作をしたいというが、何にも変わっていない、全然していないのでないか。やったけど制作は難しい、それだけでもいいのです。その報告がない。コミュニケーションがない」など厳しく言います。里山アート展前にそんな話もしています。

また古田さんは、「大島さんのギャラリーで何か展示会をしていたように感じました。何を目的に、何を訴えようとしているか分からなかった」と車中で私に言いました。私は車が動かなくなったことで展示を見るユトリもありませんでしたが、「そのことはとても大切なことだと思う」と言いました。

もしも大島さんが二人展を考えているなら、私は二人展をしません。なぜなら私はその方と一度も会っていないし、どういう相手かも分からないからです。

ともかく、個展の搬出で予想外の出来事に遭遇しました。