平成23年4月11日
義捐金御礼

NPOコスモ夢舞台理事長 

佐藤賢太郎

3月11日東日本に大地震が発生し、想像を絶する大津波のツメ跡をテレビ、新聞で見ました。亡くなられた方、そのご遺族、家を流された方、そして避難所暮らしの悲痛な日々はいかばかりかと思います。

地震が発生して間もなく、EU・ジャパンフェスト日本委員会の呼びかけで支援物資が次々と我が家に送られてきました。それは東北に荷物が配送できなかったからです。私は支援物資の仕分け作業をして、福島県会津坂下町に手渡しました。その物資はいわき市や東松島市にも届けられました。

 私は阿賀町に避難されてきた方に、必要なものは何か直接面談し届けました。こうした動きに合わせて、コスモ夢舞台の有志が無理のない範囲で義捐金を集めようと行動を起こしました。早速、皆様から尊い義捐金が振り込まれています。 

私は東松島や石巻に友人がいて、ようやく連絡が取れ無事であることが確認できました。しかし、家が流され山形に避難されている現状でした。

その方に手紙を出したところ、「嬉しく思いました。心の復興が大切だと思います。落ち着いたら一度コスモ夢舞台を尋ねてみたい」と返事の手紙が届きました。

地震で被害がなかった私たちは何をすべきなのかを考え、また被災者にささやかながらも支援をしたいと思います。人生を一変させてしまった震災から立直るには、これからが大変な時なのだと思います。

 そこで、私たちは義捐金の用途を次のように考えています。コスモ夢舞台の集めた金額はわずかでありますが、①代表有志がその地を訪ね、被災者の声を聞くこと。②顔の見える形で物資を手渡すこと。③被災者をコスモ夢舞台にお招きすること。④これからの生き方を共に考えるフォーラムで交流すること。

   折々に、その報告を皆様にさせていただきます。どうかご了承をよろしくお願いいたします。皆様の真心ありがとうございました。