2011.12.11
金蛇神社参拝
佐藤賢太郎

1210(土)宮城県岩沼市にある金蛇神社にコスモ夢舞台会員の塚原君と参拝することになった。彼は易学を学んでいて免許皆伝した人物である。個人の生まれによってその日時と方位がちょうどよい神社があり、そこに行き水をくみ飲むことによって、その人にパワーが与えられるそうです。ないごとも信じるところから始まります。現代人は見えるものしか信じられない傾向でありますが私は見えないものにも信じて行動することができます。ともかく、私はがんが治るためには3大療法以外には何でもよいということは実行します。 

塚原君は私がガンであることを心配して、何とか治ってほしいと熱心に探し、私に良い日時と方位にある神社が金蛇神社であった。そして彼にも実績を積み上げるという願いもあるのだろうと思う。私は「もう2度行ったのでいいよ」と言っていた。しかし、彼は以前から今年最後の12月に神社参拝を説得しようと考えていたようである。その熱心さに、個展の準備もあり忙しいのだが、しぶしぶ彼を立てて今回だけ行くことにした。彼は説得した甲斐があったと言っていました。

さて金蛇神社に午前9時車で到着すると、何とそこには私たちより若い方が水を求めて並んでいた。時刻が決まっているので集まっていたのである。私が「どこからですか?」と尋ねると、久喜市、横浜、東京とさまざまでした。こんなことをしているのは、塚原君だけではないことに驚いた。塚原君も初めてであったが祈祷していただこうというので、お金を払って私も初めて祈祷していただくことにした。私の願いは病気平癒、心願成就と二つ願い事を申し出た。神殿に4人が入り、やがて宮司さんが太鼓たたき、その音が振動して体がしびれるようであった。そしてそれぞれの願いを宮司さんが神様に祈祷してくださった。私たち4人は宮司さんからそれぞれに榊をいただいて神前に奉納させていただいた。何やらご利益がありそうな雰囲気であった。

 今までは神社の前で鈴を鳴らし賽銭を投げいれて参拝するだけであったが、このようにしたのは初めての経験であった。

社殿を出ると、ここに集まった2~3人の方と話が弾んだ。「今度大宮と横浜で個展をします、お会いできたら嬉しいですね」と言いますと、「ぜひお会いしたいです」と返答が返ってきた。全く知らない他人との出会いが親しくなるきっかけになったことは嬉しいことであった。

さて、その次はガンに効くお風呂があるのでそこに泊まろうということになっていた。ただし、私は精進料理を出してくださいとの注文をしていた。出てきた料理には塚原君もがっかりしたようだが、私も家で食べるほうがおいしかった。救われたのは風呂に5回も入ったことである。こんなに風呂に入ったのは初めてである。

そして時間があったので、広い部屋でゆったりして本を読んだ。自然食による健康法と気功(腰痛、坐骨神経痛、脳血栓防止など)のポイントを深めることができた。

さらに帰り道、赤い鳥居が一杯ならんでいる神社を見つけ、ここも参拝しようと塚原君が言うので付いていった。彼が言うには家内はこんな時「またなの」と不足を言うそうです。ご利益があるかどうかわからないがこの機会だから私も参拝しました。

宮城県から豊実まで送ってくださった塚原君は、「今回は絶対ご利益があるはずですよ」と言っていた。仲間にはいろんな人がいるものです。作品を作ることにもつながったことを思うと、さしずめ私は“牛にひかれて善光寺参り”ということでしょうか。