2018.02.10
スコップ隊の後
佐藤賢太郎 

スコップ・ボランティアの皆さんがお帰りになった後、北陸地区や、新潟県は大雪となった。 

2月7日(水)、この日は新潟市で大切な方と会うことになっていた。家内も心配して、大雪なので無理しないほうがいいと言う。

先方からも、市内も大雪なので辞めたほうがよいのでないかと言ってくださいました。しかし、私は行くことに決めいていた。それだけ気合が入っていた。国道49号線の反対車線は車のスリップで大渋滞であった。私の側は遅いながらも止まらなかった。これは私の意気込みで、渋滞に巻き込まれなかったのではないかと思った。

新潟に向かう途中、家内から電話があり、除雪の依頼があったようです。勿論、明日やりますと連絡した。

 夜7時、帰ったころには大雪になっていた。勝手口はふさがっていた。それより、屋根の雪が落ちてきて雪に埋まってしまい、家内は一つ間違えば命が危なかったという。未だ、スコップは雪の中に埋まってどこかわからない。春まで待つしかない。 

さて翌日、除雪に出かけようと思っていたところに、依頼主から電話があった。早くせねばならなかった。現場に着き、カンジキを履いて歩くと埋まってしまう。凄い雪であった。

ようやく午前中に除雪が終わり、午後は屋根に上がって雪下ろしをした。午後1時過ぎ雪降る中で始めたが、明日続きをすることにして途中で辞めた。ともかく、体力のいる除雪であった。ふくろう会館&アートギャラリーも、もう一度しなければならないほどであった。一冬に2回雪下ろしをするのは稀である。 

夜になって鉄道の線路にかかる倒木があり、列車が動けないので手伝ってほしいと、村のご婦人が来られた。ところが、のこぎりのある小屋まで雪が多く、なかなか行けない。のこぎりを確保するまでに時間がかかってしまった。急いで現場に行くと、作業は終わっていた。役に立てなかったことが残念であった。

これが、雪の中での今の暮らしである。