2019.05.28
山羊の出演
佐藤賢太郎 

5月30日(木)、新潟日報、共同通信社、NHK新潟テレビ局が奥阿賀国際アートフェスタのプレオープニングに取材に来てくれるそうです。そこにヤギを出そうと思います。その準備をしています。それまでは山羊を、死なせないように気を付け、しかも杉林で山羊をどのように演出させるのか考えています。

私の考えは決まりました。見学者全員参加となります。チエーンソーで杉を伐採し、間伐材を組み立てるそのシーン、杉の枝打ちシーン、セットした作品に絵を描くシーン。それは私と参加者がやります。そしてそれを映像として若い方が記録に残します。 

ところで、喜多方市に私の彫刻が置かれるように準備してくれる人々がいる。一人では実現しない。近くもう一歩実現に向くであろう。私が高校時代歩いたあの道がアートのある街の一助になれることを期待する。人とモノの組み合わせ、全てクリエイテイブである。

私は命ある限り、共感する方と共に歩きたい。次なる夢が待っている。

テレビでは人生の楽園があるそうですが、わたしは見る側でなく、真実を踏まえた豊かなドラマにしたい。このドラマは私の人間の生き方の総結集かもしれない。ここまで来るには20年の歳月が過ぎていました。仲間とお世話になった方々に、お礼としてこうした映像を見せたいものです。