2021.10.31
予定を変更して
佐藤賢太郎

 36歳の女性が点滴を受けながら、北海道から自転車で我が家にやってきた。彼女に頷きながら、話したのがとてもよかったようだ。彼女は既婚者であるが、体調もあり、若いのに死を考えているようである。
 
彼女を見送った後、家内の生まれた湯川村役場に向かった。村長さんと総務課の課長が出迎えてくれた。無論、勝常寺近辺に彫刻を置く場を選ぶ件である。細かいことは後にして、ほぼ決まった。

急ぎ自宅に帰り、お出でになった博進堂さんと里山アート展冊子の最後の仕上げである。

さて今日は、山登りに3人来る予定。予定通り3人がお出でになった。話が盛り上がり、そのうちのお一人が山に登らず、草刈りをすることになった。そして復興作業の手伝い、マキ割り。このように予定を変更することはめったにないことです。でも生きているうちに、こうした出会いは楽しいものです。予想外のことは起きるものです。