2010.10.25
静かな秋
佐藤賢太郎

田んぼ夢舞台祭りが終了し、里山アート展はひき続き開催していますが、なんだか一年が終わったような気がしています。と同時に、私の心には冬に向かう寂寥感が漂っています。          

熊が出没する阿賀町ですが、この季節は実りの秋、毎日きのこを食べています。それは石夢工房から採れる、なめこです。そんな折ここ10年通い続ける、干し柿作り名人で会員の時崎さんが豊実にお出でくださいました。安心安全な食を求めての活躍です。ここの柿を採って埼玉で干すのが最高と言います。友と語り合うこんなひと時も楽しいものです。

さて、周囲の変化、自分の変化の中で、しみじみと感じる文章に出会いました。“昨日は過ぎ去って、二度と戻ってくることはありません。明日はそのときがくるまでは、不確かな未来でしかありません。そして「今、この時を生きる」から「今、この時を楽しく生きよう」”とあった。

30年前、友に出会い、ふくろう会をつくり、理想を語り、実行を重ね、さらにNPO法人コスモ夢舞台として前進してまいりました。何度も言っておりますが、コスモ夢舞台の会員共通のコンセンサスは、一言で申しますと「感動ある人間交流」です。

NPOになり、コスモ夢舞台に賛同していただく新潟県在住の方が増えました。ものすごく幅が出てまいりました。     

だからこそ、コンセンサスも必要です。個人それぞれの特徴を生かし「感動ある人間交流」の舞台を創ることです。それは自分だけでなく、他人のためにもなることであります。11月20日の今年最後の集会日には、ぜひ会員の皆さまと豊実で楽しく語り合いたいものです。