2013.09.30
スローライフ
佐藤賢太郎

 里山アート展が近くなり、毎日その準備をしています。田舎にいてもとても忙しいのです。これはスローライフと言えるのでしょうか? アート、ビオトープ、無農薬農業で過疎に人を招く、その夢を実践しています。

 9月24日朝6時、敷地内の栗を拾おうとしたら草がすごいので草刈から始めた。そのあと、家内は栗ひろいをして集めてくれた。斜面の草刈りは容易ではないが、ふとみるとイチジクが実っていた。今度はイチジク取り。昨年はほとんどハチに食べられてしまったので、その前に食べようと実ったイチジクをとった。とても甘かった。ついでに私は、そばに植えていたブルーベリーの残った実を食べた。

そして、田んぼで捕ったイナゴの佃煮をおかずに朝ごはんを済ませた。

 さて、今年は畑の土を改良するべく、もみ殻を燻炭にして入れようと計画した。もみ殻はたくさん集まったので、ドラム缶で教わったように燻炭つくりをしてみた。燻炭をドラム缶4本分作った。早速、畑に勲燻炭をまいた。これを土とかき混ぜるそうだ。無農薬の野菜は、きっとコメのように素晴らしい実りがあるのだろうと思う。

 ともかく、スローライフとは体を動かすことである。知識や能書きではなく、ともかくやることである。ここで作ったコメや野菜で、お出でになった皆さんに“おもてなし”をすることが楽しみです。