2016.02.22
個展と繋がりとアイディア
佐藤賢太郎

 小雪の冬に、遅い速度ながらも私は個展に向い作品を作っている。作品を作る上で、何を作るかが一番難しい。自分に対する言葉でもありますが、今年はユニークな作品を発表します。そのなかで私は、父との思い出、母との思い出を作ります。その作っている石の破片から、また新しいアイディアが浮かびます。自由奔放に作ります。それも日本橋高島屋の個展で発表できます。小生のような彫刻家にとって贅沢な楽しみであります。

 個展は作品を発表するだけでなく、周囲の人とかかわる場でもあります。ところで先日、きたかた応援大使に任命された方とたまたま同宿したホテルの朝食でお会いし、昨日の市職員との意見交換会のことを話しました。そのおり、今年7月に日本橋高島屋の個展会場で「アートと生活」について私とギャラリートークしませんかとBさんに話してみました。芸術のことはわからないと言っていましたが、Bさんは受けてくださいました。

それにとどまらず、個展を踏まえ、私は喜多方市長と面談することになっています。きたかた応援大使となっても、何もしないのでは意味がない。活性化と言っても、独創性と実行力がなければならない。そこに「アートと生活」が繋がってきます。料理をするのも、新商品開発も、まちつくりも、何をするにしても同じだと感じています。

 今、新潟県でも【移住定住者募集】をしていますが、そこにも繋がってきます。人との繋がり、アイディアがなければ進みません。しかも実行がなければ何もなりません。実行のない言葉は魅力がないと、私は仲間に言っております。

かの有名な偉人シュバイツアーも「実行の人となれ!」と言っています。

 できるかどうかを先に算段をしないで、先ず理想や願いをもって動くことである。私はそう思い、いつも行動しています。結果は後に付いてきます。里山アート展についても同じです。