2018.10.16
里山アート展のサプライズ2
佐藤賢太郎 

里山アート展のサプライズイベントの日はとても忙しく、それこそサプライズな一日でした。私には充分な体力があり、生かされていることに感謝しています。 

当日は、日出谷小学校から文化祭の招待があり、耕平君と吉田麻希さんにイベントの準備を頼んで、モニカさんと小学校に出かけました。

小学校の玄関で見知らぬ老夫婦から嬉しい言葉をかけられ嬉しくなりました。次に校長先生自らの案内で、子供たちの文化祭の作品をみました。子供たちは人懐こく、笑顔で迎えてくれました。モニカは、この小学校の訪問はトテモ嬉しかったようです。

急ぎイベント現場に帰ると発電機の紐が切れたらしく、耕平君が分解していましたが、どうにもならない状態でした。日曜日で機械屋さんも休み、紐は手に入らず津川のコメリーに行き、同じ太さのナイロンの紐を買うことにしました。この紐が穴に通らないので難儀しました。

そうしているうちに、手伝ってくれる方が現われました。ようやくジャズが終わるころに完成しました。専門家でないと難しいという人もいましたが、やる気があればできるものです。

その前に、クラシックカーの一団が到着、お互いに挨拶をしました。そして、エゴマ味噌餅やリンゴの販売準備などやることが同時にありました。ジャズを聴いている間もない私でした。

 会場にはヤギを紹介してくださった方がお見えになり、その方の奥さん(引きこもりを受ける会の理事長をされる方)としばらく話をして、心が落ち着きました。私は里山アート展やサプライズイベントを行う大変さをしみじみ語りました。その方は、「よくここまで形になされましたね」とおしゃいました。 

そして、この日癒される光景がありました。後で聞いたのですが、車いすの障害者が新潟市からやって来たというのです。たった一組ですが、朝から続くトラブルに疲れていた私には癒しとなりました。

そして家内たちは疲労回復にと温泉に行きましたが、私は行く気になれません。

ところがまたハプニングが起きました。モニカが暗くなって玄関で私を呼び、外国人を連れてきました。何と4月に台湾でミニ講演会を行い、出会った方でした。これには驚きました。彼は夜、58度の酒を飲み始めました。元気な方です。こうして、長い一日が終わりました。