2007.12.10
韓国の校長先生方訪問 

  12月10日教育旅行視察として通訳を伴いながら新潟県の招聘で韓国の校長先生5人が和彩館の体験学習受け入れの実態を見学された。
  前日程がずれ込み私のところは説明も5分くらいでということになってしまった。私は3分でもしますと言うと、まず施設見学からとなった。韓国というと、どうも日本について戦争の加害者としていいイメージを持っていないように思っておりました。さてこわばる顔をすることなくにこやかに案内説明させていただきました。縄文館では日本人の祖先の生き方、現代人が失いかけている心を考えるギャラリーとして創りましたと説明すると、とても良いだとある校長先生の反応がありました。

  つづいて滔滔亭、そして水鏡の小径を歩き、美術館では帰りに一緒に写真をとってある校長先生が言ってくださり写真に納まりました。仲間とともにあるものを利用し作りましたと言いますと。「考え方がアーチストですね」と言うような事が帰ってきました。

  和彩館にもどり体験学習をパワーポイントによって5分でまとめる事になった。その間家内の作ったシホンケーキとコーヒーをださせていただいた。まずいっせいにおいしい。ベリーデリシャスと言う女校長先生。理解のある素晴らしい奥さんですねとも付け加えていただいた。その先生は「夫婦が同じ考えになると言うのは難しい事です。私も田舎に帰りこういう生活をしたい。」そんなことを話したようです。大変いい雰囲気になっていました。名門アートスクールの校長先生も関心をもっていただきました。もっと時間があったら話し合っていたい様子で本当に時間の短かったことが残念でした。またきてくださいと握手肩を組み合って写真も撮り、とってもホットな感じでバスを見送らせていただきました。

 案内をされたNPOの方が午後お礼にこられましたが、「皆さんとても喜んで帰られました、有難うございました。佐藤さんは外国人に慣れているというか、どうしても構えてしまいがちなのにいい感じで話をされ、短い時間でとてもよく説明されました、勉強になりました。」と言ってくださいました。韓国は日本に対し特別な感情を抱いておられるようです。サッカー野球に国際試合のあの日本には絶対負けたくないと言う真剣さを見れば解ります。

私は小さな国際交流をさせていただいたと思います。これも仲間は私とともにコスモ夢舞台というものに汗をながしていただいてと感謝しています。世界の国々皆が仲良くなるといいと思った。それは何によって成しうるのか。アートと言う事は大切な接点なるともかんじました。もちろんそれだけではないそれも一部です。人間関係を良くするというこてでしょうか。(佐藤賢太郎)