2014.06.20
船橋市立習志野台中学校3年

大越美咲

今回の民泊では、賢太郎さんやマキ子さん、大塚さんと自然に囲まれた生活をして、自分の住んでいる町では知ることができなかったことを体で感じ学ぶことができました。最初は民家のみなさんと出会い、家やお風呂がすべて手作りだと聞いたときは、これからどんな体験をさせていただけるかと胸をはずませていました。

実際に体験させていただいたお風呂が沸くまでの工程では「薪運び、薪割り、お風呂焚き」は悠悠亭から薪を運ぶというつらい仕事から始まりました。近くを流れる川のせせらぎが聞こえると、心が洗われたみたいなすっきりとした気持ちになれ、諦めずに最後までやり抜くことができました。また、たくさんの緑に囲まれ色々な気持ちがこみ上げてきたので、賢太郎さんが特別授業でおしゃっていた自然体験が多い人は感性が豊かな人が多いという意味がとても良くわかりました。

6人で協力して作るアート作品つくりでは、色を使って自分を表現すると言うことに苦手意識がありました。

どんな作品になるのか想像できず不安だったのですが、限りのある材料の中で色を選んで塗っていくのだと難しく考えず、思い浮かんだ色やデザインをみんなで言い合いながら作っていくことができました。自分を表現することはとても楽しく、また自分達にとって良い時間を過ごせたと思えるようになるためには大切なことなのだなと強く思いました。

佐藤さんのお宅で暮らした3日間。私は一日目の夜に賢太郎さんがおしゃっていた、夢をはっきりと決め、それに向かって頑張るという話について考えながら過ごしていました。私は将来、英語関係の仕事に就きたいと思っていましたが、ただ楽しいから英語で会話するのではなく、自分が体験した日本のよいところを少しでも伝えるために就きたいと今は思います。 

江崎萌々子 

今回の修学旅行で、民泊をし、学んだことがありました。

まず、一日目の夜、賢太郎さんから話を聞きました。自然体験がとても大切、夢をしっかり持つこと。努力をすることなどを教えてもらいました。

 体験学習で、自分でお風呂を薪で焚いたり、その薪を何往復もして運び、薪を割り、生まれてきて初めて、こんな大自然の中で、自給自足をしました。考えてみると、賢太郎さんが自然体験は関心意欲が高まると言っていましたが、それにプラスで心を鍛えられると思いました。

 今回びっくりしたことは、食事です。それは本当においしかったです。いつもお肉や甘いものを食べているのに、それを「食べたい!」と思わないほどマキ子さんの料理がおいしく、私が特に、またこれを食べたいと思ったのは、そばです。いつも私が食べているそばは、お店でよく見る乾燥されている普通のそばです。でもここのそばはとてももちもちしていて、いつもより白いなと思いました。いつものよりおいしかったです。

 アート展の制作もさせてもらい、はじめてペンキを使って色を塗りました。最初はこんな感じでいいかなとあまりデザインを考えず、ただ楽しく塗っていました。しかし、だんだんみんなで「ここはこっちのほうがいいんじゃない?」などみんなで協力し、とてもよい作品が完成しました。なにか青春ぽっくっていいなと思いました。

いま私が住んでいる所では体験ができない、この田舎町、奥阿賀では、本当に人生初めての○○というものがたくさん体験でき、そしてこの大自然、きれいな水、空気にふれることができました。人々の努力があったからこそ、この大自然があることがわかりました。やっぱり努力というものを大事にしないといけないと思いました。今の私が努力できることはやはり勉強です。そして志望校に絶対に行きます。でも、その時に「大きな夢」というものをしっかり持っているようにこれからの生活で、今回学んだことを活かして見つけようと思います。

短い間でしたが、私たちを孫のようにやさしく接してくれて、ありがとうございました。とてもうれしかったです。そして、この大自然にふれられてとても楽しかったです。 

 分目有香

 今回の修学旅行に来て、私が一番印象に残ったことは、自然で育った無農薬の食べ物です。私たちの住んでいるところでは農薬の入った食べ物が多いけど、今回のご飯は全部とても体に良くて、とてもおいしかったです。

そして夜に見たホタルは見るのは二回目だったけど一回目に見たときよりたくさんいてキレイでした。そしてこんなホタルがいるのも、キレイな水のおかげだと知ってすてきだと思いました。

そして二日目の自然体験では初めてのことばかりで大変だったけど新鮮な体験ができ、とても勉強になりました。そして私はいつもガスでお風呂をたいているのですぐ入れるのに、木を運んで燃やしたりしてとても大変だと思いました。 自然を通じて、いつも楽している暮らしとは違い、一つ一つ手がこんでいて、だから関心・意欲が高まるのかなぁと思いました。

 私は「高校、大学と進んで」と目標を立てずにいるので、まず高校に行って何のために勉強しにいくのかを考えたいです。 

 安田夏織 

 今回の修学旅行で思ったことは、阿賀町は、とても自然が豊かで水がきれいな町で田舎に来たことがない私は同じ日本ではないみたいでした。

 私が驚いたことは、それだけではありませんでした。すべて自給自足ということでした。お風呂に入るにも悠悠亭から木を運んで、釜に薪で風呂を沸かすのでとても大変でした。疲れた後のお風呂はとても気持ちがよく、自然のにおいや風景が感じられて、一体化した気分でとても気持ちがよかったです。さらに、ご飯も自給自足、畑でたくさんの野菜を育てていて凄いなと思いました。その日の晩の食事には全て畑から採った野菜でできたカレーで、本当に凄いと思いました。野菜は民家の方が大事に育ててくれていて、私は日頃スーパーで買った野菜で、食べ物に関して感謝の気持ちが薄れていた私には改めて感謝の心をもって食べることができ、貴重な体験ができて、この民家に来れて本当に良かったです。

この町の方は、とても優しくて全て自分のことは自分でやり、自立している方々だと尊敬しました。私もこれから誰にでも優しく接して、今はまだはっきりした夢は見つかっていませんが、何かをデザインすることが好きなので将来はそうした職業に就き、自立した人間になりたいです。

 このように思う事ができたのは民家の方々のおかげでした。とても感謝しています。短い時間でしたがたくさんの事を学ばしてもらい、本当にありがとうございました。 

小林真巳

 今回の民泊では、自然豊かな地方ならではの自給自足生活、普段できない、貴重な体験をたくさんさせていただきました。

最初は慣れない事も多かったのですが、慣れてくると想像していた以上に楽しく、学ぶことがたくさんありました。そして、私たちの生活とは違う点がいくつかありました。

まずは、食事に肉類がなく、佐藤さん宅でつくられた無農薬野菜が主なメニューだったことです。それでもヘルシーで、野菜そのもののおいしさがでていて健康的で、また食べたいと思うようなおいしさでした。

二つ目は、自然が豊かで水がきれいという、とても環境の良い土地だったということです。お風呂を薪で焚いたり、きれいな水の流れる場所に蛍がたくさんいたりと、自分たちの住む都会の方ではありえないことばかりで感動しました。身近に自然があるということで、電気やガスを使わずにできることがたくさんあるといことにも気づかされました。 

都会に住んでいると便利なことがたくさんあるけれど、自然豊かな土地で自給自足の生活をするということで自分のことは自分でやるというその大切さを感じることができ、そんな生活もすごくいいなと思いました。

佐藤さんにとりあえず、いきあたりばったりではなく、しっかり目標、夢ををもって何事にも取り組むことが大切と言われたとき、私にははっきりした夢はまだないし、それをまず探してみようと思いました。よく考えてみれば、雄大で環境の整った自然も努力しないとできないもので、私も部活や勉強を、もっと努力していかなければいけないと思いました。今回の民泊で学んだことを胸に前に進んで生きたいと思いました。